豆からいれるアイスコーヒー

アイスコーヒーに使う豆はコーヒー豆計量用スプーン2杯。すごく濃く入れて氷をたっぷりいれたグラスに注いで一気に冷やすと濁らずおいしくできるらしい。昭和の時代のコーヒー本で得た知識。

こだわりの強い(本物がわかる)コーヒー好きの人に言わせりゃ邪道なのだろうけど、アイスコーヒーが好きだ。
理由は味が安定しているから。
わたしは生豆を選んでその場で焙煎して売るスタイルの店でコーヒー豆を買っている。わたしはコーヒー豆屋運に恵まれており、これまでに住んだ3箇所で徒歩すぐのところにコーヒー豆屋があった。
昔はすでに焙煎した豆しか売っておらず、焙煎から時間の経った豆に当たってしまったときは「チッ」と悔しがった。焙煎したての豆は挽いた瞬間から香りが立つし、細い口のやかん(コーヒー抽出用のポットのこと)で、息を止めながらポトポトとお湯を落としていくと、ドリッパーの逆三角形にそってブワーッと膨れ、息を止めていてもコーヒーのいい香りが鼻から口から全身に入ってきた(これをアロマ効果というのであろう)。

このコーヒーミルは平成になってから買ったと思う。コーヒーミルってあまり売れていないみたいだけど、ひいた豆を買ってくるのかしら?
うーん。ひきたての豆でないと香りが抜けてしまうのに……。
ホットは浅め(色のうすい)焙煎が好き。アイスコーヒー用は濃いめの焙煎で売っている。
店ではアイスコーヒーは細かくひくためミルにこびりつきやすく、ひいた豆を買った方がいいと言われたけれど、ひきたてにこだわっている。
たしいかにひいた豆を買ってきても変わらないとは思うんだけれど。
ミルについた豆のカスはティシューでこそげ取っている。

つまりコーヒーは焙煎してすぐがおいしい(ある説では1日くらい置いた方が落ち着くというが、わたしは焙煎したてがフレッシュで好き)のだが、フレッシュを大切にするためにはまとめ買いはNGだし、豆のひき方、お湯の温度にも気を遣う。わたしは浅めの焙煎(色がうすい)が好きなので、深い焙煎のものよりいれ方によって味が大きくぶれる(わたし比なので一般的にどうかはわからない)。

ところがアイスコーヒーはその逆。アイスコーヒーの焙煎は深い(濃い色に仕上がっている)ので品質が変化しにくいので、たくさん買っても、熱湯で入れてもダイジョーブで、雑に扱ってもおいしいコーヒーが飲めることがありがたい。
→一度にたくさん買っておける
→熱湯で入れても味が変わらない
→うすくならないように気をつければ(濃く入れておけば)、氷で調整できる
劣化が少ないことの証だろうが、アイスコーヒー用の豆は生豆ではなく焙煎したものが売られている。これは店で焙煎が終わるまで待たなくてもいいメリットがある(どんだけせっかちなんだ)。

アイスコーヒーは今年の夏も存分に飲んだ。今朝はめっきり涼しくなり、8月末の一時的な涼しさではないことが実感できる。アイスコーヒーの豆もちょうど1杯分。しかし飲みきってしまうのは惜しかったので、今朝はアイスティーにした。なごりのアイスコーヒーが楽しみだ。

コーヒーはブラック、紅茶も何も入れないがアイスのときはガムシロップを入れて甘めにした方が好き。なんでだろう。

このアイスティーは「和紅茶」で、渋みが少なくあっさりしていてとても好きだ。流行りのタピオカミルクティーには向かないと思うが、オバサンなので流行りに乗らなくても問題ない。

ところで、タピオカってゆでるのに40分から1時間くらいかかる。ゆで時間が短い小粒も売っているけれどやっぱり大粒のほうがおいしい。