緊急事態でにんにくが売れている

考えることは皆同じだとおかしくなるが、緊急事態発動以降「出かけちゃならない」「人と会っちゃならない」「さらにマスクもしている」→ならば「クサくなってもよかろう」という単純な論法でにんにくが売れている。
わたしは売る側ではないので、緊急事態前後の販売量は比較できないのだが、店頭にないのである。あっても「マイルドにんにく」しか残っていない。クサくなり放題なのに「マイルド」を選びたくはない。特にプリプリのお尻が4人分並んだような大ぶりなにんにくはどの店も売り切れている。昨日はウォーキングを兼ねてスーパーを3軒まわり、結果、3駅分以上離れたスーパーまでにんにく行脚してしまった。

で、買ってきたのがコレ↑。「青森産」とあるが小ぶりで、青森産のわりに値段も小ぶりで98円(税抜)だった。右側の1カケは大ぶりプリプリにんにくで、これはスーパーではなく八百屋さんで買ったもので380円だっと記憶している(確かではないけど)。悲しい予測だが、いくら小さいとはいえ98円は380円より風味が劣ると思われる。残念。
ま、スーパーより、野菜は八百屋、肉は肉屋、餅は餅屋なので、ソコソコでガマンしよう。

にんにくについて語ってはいるものの、とくに「にんにく好き」なワケでもないのだが、いま、なんだか体も心もにんにくを欲している。
にんにく料理の基本その1は「アーリオ・オーリオ」。わたしは、鷹の爪1本、種ありで使う。小さめの1本ならそんなに辛くはない。にんにくは緊急事態はこれでもかっ!!と2カケ(通常事態は1カケ)。オリーブオイルをけっこうたっぷりめに鍋に入れ、火をつける前ににんにくと鷹の爪を入れてから弱火でジワジワ香りを出すという教科書通りの作り方である。

にんにく料理の基本その2は青菜の油炒め。青菜は小松菜やチンゲン菜。空心菜がベストだけれど、これはなかなか入手がむずかしい。アーリオ・オーリオと同様、油ににんにくを入れて弱火で香りを出してから強火にして一気に炒める。少し水を入れてフタをして蒸し焼きにした方がパリッとした感じに仕上がる。

んで、味の決め手は塩と「味の素」などの「うまみ調味料」である。これを使うと店の味になるのである。わたしはよりうまみの強い「ハイミー」を使っている。「味の素」や「ハイミー」などの「白い粉」のうまみ調味料はその見た目から(アブナイ粉に見える?)というか、時代遅れの調味料的な扱いをされているが、店の味にしたかったらコレ。「コンソメ」「和風の顆粒だし」「鶏ガラスープの素」などは、風味がついていてそれがジャマだし、中華のペースト状のスープの素などはにんにく風味がついているから、せっかくのにんにくの風味が消えてしまう。

なので、単純な「うまみ」だけの「味の素」や「ハイミー」のほうが、野菜の風味が生きるのだ。
もちろん、新鮮な野菜とぷりぷりのにんにくがあれば、それでじゅうぶんだし、わたしも多少シナッとした青菜も「うまみ調味料」なしの塩味だけで食べることが多い。だが、ビールと一緒に味わうとなんか味が足りないなあという感じになる。
うまみ調味料は中華料理に多用されているから、油とにんにくと相性がいいと思う。
わたしも長年格好をつけていて、うまみ調味料を使わなかったのだが、うまみ調味料で「店の味が再現」できることに気づいてから、中華とスパゲティに使うようになった。もちろん、びっくりするほどおいしいワケではないが、「いかにも家でつくったボヤけた味」からは脱却できる。

最近気に入っているのが、アーリオ・オーリオをベースにした「大和(やまと)まな」のスパゲティ。さらにしめじ、しいたけ、ベーコンなんかも入れたら大満足。「大和まな」はその名の通り、奈良の野菜。青菜の中で群を抜いてウマイ。

けっこうデカイので、冷蔵庫に立てて入れられないことだけが△。ちまたに氾濫する「生活の知恵」には、青菜は立てて入れると長持ちするとあるので、それにしたがっているだけだが。

↓以前に書いた「うまみ調味料」の話