突然GOTO北海道となったワケ(コロナで仕事がないのだ!)

GOTOトラベルキャンペーンを利用して北海道に行ってきた。
7月28日(火)の夕方に思いついて旅行会社に行き、翌日の29日(水)に契約、8月1日(土)に伊丹空港から飛び立った。
夏の北海道は難関だ。私の仕事は因果な商売で、人(他人および他社)の都合で動くから先々の予定は立てづらい。正月は全国的に休みになるが、夏は盆休みのないところもあるし、短くもあるから、夏に計画的に休んだことはない。……まあ、仕事がなくて結果、長~~~~い夏休みになったことは多々あるが。

今回、北海道に行った理由を正直に書こう。仕事がなかったからだ。春からの状況は、ほとんどゼロに近い。感染者数が落ち着いた6月後半くらいから、仕事が少し動き始めたのだが、感染者が増えてきたらまた動かなくなった。
感染者が増えた、最多数になったなどとマスコミが騒ぐと企業はなにがしかの対策をとらねばならない。7月くらいから在宅勤務から出社方式に変更した企業が多かったと思うが、また在宅に戻さなければならなくなるし、そんなこんなを決めるための「コロナ対策会議」が開催されるのだろう。
わたしの妄想で書いていることをお許しいただきたいが、「コロナ対策会議」は管理職以上が出席するとしても、一般職は「また在宅に戻れてラッキーなのか?このまま出社が義務づけられるアンラッキーになるのか?」と戦々恐々とする。要は、会社の中はコロナ一色になる。「コロナこわい、コロナこわい、4月みたいに在宅にしてくれ、ラクだから」と言い続けているだけでも仕事をした気分になれるし、イヤイヤ出社したとしても、出勤という事実があれば給料も出るだろう。
企業がそういう状況だとわれわれ側に仕事は出てこない。当たり前だ。コロナ、コロナと騒いでいるだけだから。コロナ、コロナと騒ぐネタがなくなった6月末にはわたしのほうに仕事が出てきたのだからそれは明らかだ。

それでもわずかな1本のワラくらいのボリュームの仕事があり、打合せに取引先に出向いたのだが、その取引先の担当者が出席した会議に「濃厚接触者の濃厚接触者の濃厚接触者」レベルの人がいたらしく、どう対応すべきか、関係者にどう伝えるか(ココは今風に「共有」を連発していた)など、電話でず~~~っと話をしており、わたしとの打合せの時間が押してしまった。
これはごくごく小さなできごとだが、企業のあらゆるところでこんなことが繰り返されていて本来の仕事が進んでいないのであろう。
特に大企業のサラリーマンであれば緊急事態宣言中は実質長い有給休暇だったろう。大企業でなくても、世の中のお金の動きをよくわかっていないサラリーマンは、子どもの学級閉鎖気分で休みたいと思い、在宅勤務でラクをしたいと思い、日々の仕事や生活に刺激のない人は、コロナで一種のお祭り状態になっていて、それで給料がもらえるのであれば、ある意味楽しかろう。わたしにとっては地獄の祭りだけど。

今日、安倍総理は広島での会見で緊急事態宣言は出さないと述べた。ホッとした。世の中がザワつくたびに企業がザワつき、末端の小さな小さな事業者に仕事が行きわたらなくなる。
今後、緊急事態宣言だけはやめてほしい。わたしは「感染者が増えているのではなく、PCR検査を拡大することで、無症状の陽性者をあぶり出している(あぶり出しは何らかの目的や意図に基づいて行われていると思うが)」と理解している。

とにもかくにも、この旅はヤケクソだ。仕事がないのだから経済的に余裕はない。先も見通せないから、お金を使うのはこわい。ただ、北海道旅行に行ったからすぐ倒産するわけでもない。今、仕事がなくて、サッと動けて、しかもお国が旅費をいくらか割り引いてくれるというのだから、チャンスととらえて行くことにしたのである。 北海道のできごとは次回。